SIP学習支援シンポジウム「Ed-AIへの挑戦」

本シンポジウムでは、AIを用いて学習者に最適化された学習を実現することなど、学習支援や教育にAIを用いることをEd-AIと呼び、それが目指す目標や必要な手法について議論し、社会的実装を推進するために今後、必要となる枠組みについても考える。

テクノロジーの進化は人間を凌駕し「ぐうたら」な人々を生成してしまうのか?コンピュータやロボットが「人間」を教えることが可能なのか?可能性があるとすればそうしたエージェントはどうデザインすればよいのか?

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

開催概要

⽇時:2021 年3月9日(火)9時30分 ~ 12時00分
形式:オンライン開催
主催:SIP学習支援コンソーシアム
共催:東京大学エドテック連携研究機構、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
協賛:NTTラーニングシステムズ株式会社
参加費:無料(事前登録制)
詳細並びに参加申し込み方法は、以下のリンク先をご覧ください。

SIP学習支援シンポジウム「Ed-AIへの挑戦」

SIP学習支援コンソーシアム

国立大学法人 東京大学、国立大学法人 京都大学、日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所、NTTコミュニケーションズ株式会社、NTTラーニングシステムズ株式会社

プログラム

9時30分 ~ 10時00分
基調講演
「ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術」の取組
安西 祐一 郎
独立行政法人日本学術振興会 顧問
学術情報分析センター所長統合イノベーション戦略推進会議AI戦略実行会議座長
元中央教育審議会会長

10時00分 ~ 10時40分
招待講演
「AIの現状と教育の未来」
中島 秀 之
札幌市立大学 学長

10時40分 ~ 11時50分
パネルディスカッション「Ed-AIに挑む」

本シンポジウムでは、人工知能(AI)を用いて教育(Education)や学習を高度化する取り組みとして、Ed-AIという新しい理念を提唱している。Ed-AIは教育や学習の様々な場面に適用できるが、本セッションでは特に、個別学習の高度化に焦点を当て、いつでもどこでも誰もが高水準の学習ができる環境の実現を目指して、アカデミアや教育現場、AI分野といったさまざまな分野からEd-AIを議論したい。まずは、個人学習におけるAI活用について、SIP研究における学習者分析の取組等を通じて、見えてきた課題を提示し、パーソナルAIエージェントの要件や応用を論じる。また、教育や学習支援の現場の視点から、学習者の支援に関するAI活用の可能性を議論するする。これらを踏まえて、個人学習における個別最適化を実現するための今後のEd-AIの研究と枠組みを明らかにしたい。

■コーディネーター

  • 越塚 登(東京大学 教授)

■パネリスト

  •  中島 秀之(札幌市立大学 学長)
  •  開 一夫(東京大学 教授)
  •  澤田 宏(NTT 上席特別研究員)
  •  加藤エルテス聡志(JDSC 代表取締役CEO)
  •  坂本 一憲(WillBooster (株) 代表)

連絡先

電話番号 044-520-5247
NEDO担当者 ロボット・AI部 SIPグループ 担当:間瀬、狩野