事業概要
東京大学大学院情報学環では、情報学環附属 ユビキタス情報社会基盤 研究センター(センター⻑:越塚登・東京大学大学院情報学環教授)内に、オープンデータに関する研究開発及び人材育成を目的として、2018年1 月17日に、オープンデータセンター(東京大学オープンデータセンター, UTODC: University of Tokyo, Open Data Center)を設立いたしました。
東京大学オープンデータセンターでは、オープンデータに関連する社会動向 等を調査するとともに、関連技術の教育研究活動を行います。また、政府の政策と連携して、日本国内に1,788 ある地方公共団体のオープンデータ化または、 EBPM(Evidence-Based Policy Management)に取り組むためのテストベッド環境の提供、及び人材育成プログラムを、産官学共同で進めます。本センターの主な活動は、下記の通りです。
(1)オープンデータに関する教育研究
- オープンデータ・プラットフォームシステムの研究
- IoT(Internet of Things:モノのインターネット)やブロックチェーン、P2P等、オープンデータプラットフォームのための新技術の研究
- オープンデータの分析や可視化に関する研究
- オープンデータライセンスに関する研究
- オープンデータを活用したEBPM(Evidence-Based Policy Making)の研究
- オープンサイエンスのためのオープンデータのあり方の研究
- オープンデータを扱う技術スキルセットの検討
等
(2)オープンデータ・テストベッド事業
- オープンデータに関する研究・試験環境の提供
- 自治体におけるオープンデータ立ち上げ支援
- 各地域の特性に根ざしたユースケースの策定
- 地方自治体向けの調整・仲介・相談機能
- オープンデータカタログの作成
等
(3)オープンデータ人材育成事業
- オープンデータのハンズオン実習
- MOOCsによるオンライン学習環境の提供
- オープンデータを用いたアイデアソンやハッカソンの企画・運営
等
お問い合わせ先
- 東京大学情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター(担当:住友)
- E-mail: office@utacs.org