Objective/目的
データスペース技術国際テストベッドは,データスペース技術の国際連携した産官学が実システムを用いて実証的研究の実施を支援するためのプラットフォームシステムを構築・運用することを目的としています。そこで,国内外のデータスペースの構築・運用を目指すプレイヤと連携し、以下の研究開発を実施します。
- コネクタやブローカーを含む、分散連邦型データ基盤のテストベッドシステムを構築・運用
- 多様な分散連邦型データ基盤システムを相互運用するための技術の研究開発
- その他、データスペース構築に必要な技術検証を支援するシステムの構築・運用
- 分散連邦型データ基盤システム技術のユースケースの創出研究
- 分散連邦型データ基盤システム技術の移転活動(イベント、トレーニング、コンサルティング、出版、オリエンテーション)
Architecture of ITDT
データスペース技術国際テストベッドは,データスペースを構築するためのシステムを複数種類稼働させています。現在では、SIP2で開発された、CADDEシステムとEcliplse Data Connector (EDC)、そしてFIWAREです。また、稼働環境もAWSやAzureのようなクラウド環境と、大学にオンプレ環境も用いています。
CADDE System Architecture
ITDTで稼働しているCADDEシステムのソフトウェアコンポネントアーキテクチャは以下のようになっています。
※ CADDE 4.0ソフトウェアはOSSで公開されています→CADDEの情報はこちら
Action Plan/活動計画
(1)例会(全体会)
年4回程度開催
- 第一回 例会(全体会) 2024年6月6日 10:00〜12:00開催
(2)運営委員会
毎月開催
(3)Task Force
3-1) Phase 1: 2024年7月〜9月
各参加者のローカル環境をWireguardによるVPNでSite-to-Site接続した上で、各自の環境上で、CADDEとEDCを稼働させて、企業間でデータの安全なやりとりができる。ハンズオン。
3-2) Phase 2: 2024年10月〜2025年3月
各参加者の希望に沿った実験を実施する。
Management Team/管理チーム
Project Leader (PL) 越塚登(東京大学大学院情報学環教授) |
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Sub Project Leader (SPL) 土橋昌(NTTデータ) |
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Sub Project Leader (SPL) 羽多野一磨(東京大学大学院情報学環准教授) |
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Sub Project Leader (SPL) 清家大嗣(東京大学大学院情報学環特任助教) |
Technology Team/技術チーム
東京大学越塚研究室スタッフ
越塚登(東京大学大学院情報学環教授) | |
羽多野一磨(東京大学大学院情報学環准教授) | |
葛杭麗(東京大学大学院情報学環特任講師) | |
清家大嗣(東京大学大学院情報学環特任助教) | |
横窪安奈(東京大学大学院情報学環助教) |
大学院生
- 千葉彌平
- 天野克敏
- 松永惟月
客員研究員
- 角井健太郎
- 金子崇之
- 土橋昌
- 濵野賢一朗
- 北條真史
- 善入弘尊
- 川嶋猛
- 庄司諒
- 櫟原英士
- 林政和
Contact/連絡先