第1回アイデアコンテストの表彰式
三井不動産東大ラボは、「データを活用した日本橋の経年優化」をテーマに、第1回アイデアコンテストを開催しました。本アイデアコンテストでは、データを活用して日本橋の街づくりに貢献できるアプリケーション、WEBサービス、ソリューション、その他アイデアを募集しました。
(表彰式の様子、左より、日本橋一の部デザイン協議会事務局 中塚麻子様(審査員)、Cambridge University島宗知生様(表彰者)、株式会社SandBox菊地秋人様(表彰者)、東京大学大学院情報学環 越塚登教授(審査員)、三井不動産 日本橋街づくり推進部 七尾克久部長(審査員))
沢山のご応募の中から、以下2案を優秀賞として表彰させていただきました。
優秀賞 | 視線推定AIを応用した商業活性化 | 株式会社SandBox 菊地秋人様 |
【概要】
視線推定AI「ノウミーマップ」は、人間の視覚メカニズムをAIモデルに落とし込み、画像や動画のデータのみから人が注目する箇所を推定することが可能となる。このサービスと購買データ等を連携することで、画像データのみから商業施設や小売店等における効果的な施策・プロモーションを導き出すことができ、商業の活性化に繋がる。また、街の景観の定量評価にも活用することができる。
優秀賞 | Horizonist | Cambridge University 島宗知生様 |
【概要】
Horizonistは、迅速で正確な位置修正、傾かないことによる安定性などが実現でき、建物のデータを正確に集めたり、必要なセンサーを正確な位置に取り付けることが可能になる。また、Horizonistの安定性は物流にも応用可能であり、飛行データを集め、気象データを推計することも可能である。気象データに、風力発電データ、RADARデータ、航空機の飛行を組み合わせた情報プラットフォームの形成することで都市での航空機(ドローンタクシー)の安定運航や都市のヒートアイランドを防ぐ都市計画などに応用可能となる。このドローン技術を活用することで、日本橋川の船からの荷物の運搬や、ラストワンマイル輸送を行うことができる。
三井不動産東大ラボは、今後も同様のテーマをもとに、アイデアコンテスト・ハッカソンを始めとするコミュニティ活動を実施し、日本橋の街の経年優化に貢献してまいります。